2016年7月

やすらぎの場所のこと・・・

安曇野…この里のすばらしさを、沢山の方に声にだして伝えるときの
『あづみの』の響きは、ここに居をうつす前から私にとっては特別なものでした。
おそらくお客様が大切にされている故郷のことを
話される気持ちに似ているのかもしれないですね。
そしてそんな森林の中に、もうひとつ…特別な空間ができたのです。たび茶1

そこは初夏から晩秋にかけて、週末のおひさまの出ている時間だけ、開いているカフェ…
林道を走るとひっそりとたつ『たび茶』の看板に気がついたのはもう、
数年前にさかのぼります。
なんども閉まっている時に、その玄関先まで行っていたのです。たび茶2

お店の中はどんな感じなのだろう…
外観がそんな雰囲気をかもしだしている異空間。
そしてそれは、想像していた以上のものでした。たび茶3たび茶4

ほんとうは…こっそりと自分だけの特別な場所にしたい空間。
ですが、沢山のお客様に愛されている安らぎのカフェでもあるのです。
ぜひ一度、足をはこんでみて下さいね。

『  たび茶  』

http://tabichadiary.blog25.fc2.com/

 

いつまでも、こころに残る工房のこと・・・

たまごの形をした透明なガラスの真ん中に、まん丸の気泡がひとつ…
そしてそれを大切に守るように群青色の輪が、
その気泡の下に浮かんでいる…

あずみ野ガラス工房1
初めてそんなペーパーウエイトを見つけてから、既に30年近く経ちました。
ここは、旧豊科町と多摩美術大学クラフトデザイン研究会の提携により
昭和60年に創立された『あづみ野ガラス工房』
数年おきに新たなスタッフが配属され、そして個性豊かな…それでいて
心に染み入るそんなガラスの工芸品をたくさん生み出していく。

お客様は、吹きガラスの体験をされたことがありますか?
吹いてふくらませ、 持ち上げて広げ、たたいて切りはなす。
ガラス越しに見学させて頂いた時に、おぼろげに覚えた工程ですが、
吹きガラスの体験をされているお客様の嬉しそうな笑顔を見ると
ガラスの魅力をもっと知りたい気持ちになりました。あづみ野ガラス工房3

自分だけの、思い出のガラス作品を作る…
美しく固まるまでのおよそ二日間、
その作品が、自分の手元にたどり着くまでのほんの数日間が
ほんとうに待ち遠しい…
そんな気持ちも、いつまでも大切にしたい思い出ですね。あづみ野ガラス工房2

たまごの形をしたペーパーウエイト…
今でも私の書斎にあるのです。

http://www.azumino-glass.com/

こころが安らぐ空間 『tirol』 のこと・・・

もう二十年近く昔になりますが、
その場所は私にとって特別な空間でした。
当時はまだ大阪に住んでいて、安曇野にくる折々で
寄らせていただいた場所なのです。
その頃は…まだ『tirol』ではなく、
もうおぼろげにしか思い出せないそんな空間で
やはりコーヒーをのんでいたのです。tirol

前日から降り始めた雪が、列車の時刻を大幅に遅らせた
記録的な大雪となった年の2月15日…
降り続く新雪に、あらゆる音が消されてゆく、
そんな白い情景をぼんやりながめながら
安曇野に暮らすことを夢見ていたように思います。tirol3tirol2
『tirol』…現在は安曇野の文化の発信・交流・創造の拠点として、
素敵な空間を提供されておられるのです。
そしてそして…私の大好きな安曇野の、湧水で淹れた水出しコーヒーの味は、
コーヒー通の方にもきっと満足いただける美味しさなのです。
安曇野散策の前にぜひ!!ここに立ち寄って、くつろいでいってくださいね。

『tirol』

http://azumino-tirol.com/

 

安曇野の里のこと・・・

旅の楽しみは、そこに至るまでに心に抱くわくわくした気持ちもありますね。
安曇野インターを出てしばらく道なりに進むと、ここ…安曇野の里に行き当たります。
わさび田湧水群や名水百選の湧水を有する安曇野の里に、
一度訪れてほしい所があるのです。

湧き水の水路

湧水の流れる小川に沿って散策路があり、水辺には木道が通っていて、
その周辺には小さな可愛らしい花が群生しているのです。
忘れな草…
これほど小さい花なのに、心の奥にはいりこんでくる不思議な魅力をもつ花…忘れな草

 

そしてその周りには黒いはねをはためかせて飛ぶ幽玄な姿のトンボがいて、
葉にとまっては時々羽を開閉する。ハグロトンボ

ふわりと浮かび上がって、ひらひらと蝶々のように舞う姿は神秘的でもあります。
そんな情景が神様トンボという名の由来なのかもしれませんね。
ハグロトンボ。ここはそれらの楽園でもあるようです。

 

そしてこの安曇野の里には色々な施設が点在しており、
次回は、美味しいコーヒーを入れて下さるお店の紹介を致しますね。

 

美しい高原の里のこと・・・

忘れな草…よく耳にする名前ですね。
初夏から秋にかけて渓流沿いに咲く花。
開田高原には、その昔嫁いで来た娘が花嫁道具と一緒に
持ち込んだ種から広がったと伝えられています。
可愛らしくて儚げに揺れる水色の花。蕾の連なりも時をわすれる美しさです。水生植物
信州ももうじき梅雨が明けますね。
そんな梅雨の中休み…開田高原に行ってきました。

標高1,000メートルの地点をこえるそこは、木曽馬の里でもありますね。
競走馬には無い、愛嬌のある体つきの農耕馬。
昔から農家の母屋で飼われるくらいに大切にされていた存在です。
温厚でやさしい瞳にみつめられて、こころが温かくなりました。
今年も2頭生まれた仔馬の事を『とうねんこ』…優しい響きですね。馬牧場

馬
近くには開田高原アイスクリーム工房があり、
その店舗では他では味わえない、とうもろこしの甘みを
その中に閉じこめたソフトクリームが絶品でした。
古くからその土壌と水、そして朝と夜の気温差が絶品のトウモロコシを育む…
開田高原のとうもろこしは、お盆明けからのひと月の間が一番おいしい時期になります。
その頃になると、いたるところにとうもろこしが並び、
各地から大勢の人たちが品定めに来られるそう!!
晩夏から秋の風がそよぐ頃『私もまた来るよ!!』と呟きながらその地をあとにしました。ソフトクリーム

 

ここ開田高原は岐阜県との県境にあり、ホテルからおよそ1時間半ほどの所にあります。
ぜひいつか…訪れてみてほしい美しい里でもありました。