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大蛇の涙がこしらえた、神秘の池のこと・・・

秘境の県境に至る道は、ゆく先にもかなりの残雪があるのです。
昔、雌の大蛇が悲しんで泣きながら逃げる途中で落とした涙・・・
その落ちた涙が池になったといわれる小谷の鎌池は、
太古のブナの森に囲まれ、誰にもみつからないように、
静かに隠れるように佇む美しい池なのです。
その神秘的な景色に出会うことが、待ち遠しく思えるのです。

いつもは車ですり抜ける緑のトンネルも、
歩きながら、ゆっくりと過ぎる時間の中に、
吹き抜ける風とともに季節の息づかいを感じる。

雨飾山の登山口との分岐から、雪を融かして芽を出す黄色いフキノトウの群生地を横切りながら、優しい緑の森をぬける。
そして今年初めて出会うその池は・・・
深い青色の諧調の中に、鮮やかに緑を散りばめて、
美しく輝いて見えるのです。


あともう少しで雪も融け、池のほとりまでも車で入れるのです。
そしてここは、ホテルから車でおよそ1時間半ほどの所にあるのです。

儚く美しい白い花のこと・・・

深い森林の中をやさしく風が通りぬける…
そんな風の通り道を追っていると、その林床に緑と純白の織り成す絨毯が敷かれているのを見つけました。
ずっと奥深くまで続いているその明暗の差は、射し込む光によって更にその鮮烈さを増す。
ここは奥上高地の徳沢付近の、ニリンソウの群生地です。
一つの茎に花柄を2本伸ばして、かわいらしい白い花が2輪並ぶ姿は、通りぬける風にやさしく揺れて、
儚げな、それでいて互いのやさしさを感じさせます。
花言葉の『友情』や『ずっと離れない』は、そんなところから生まれたのですね。

お客様は上高地へは行かれたことがございますか?
生まれたての柔らかい緑色から少しずつ…夏の色彩に変わる過程の上高地の新緑は、
ニリンソウの絨毯の色彩とは違う魅力があるのです。
ホテルからは車でおよそ70分。
そして徳沢は、そこから新緑と残雪の頂の美しさをひとつひとつ心に刻みながら、ゆっくり歩いて1時間半程の所にあるのです。

美しい花言葉のこと・・・

白樺や小梨の林の淡い緑の中に、点々と桜の花が咲いています。
遅い春を迎えた乗鞍高原は、周りを取り囲む山々の色彩も
ふんわりと浮かび上がるような、そんな錯覚さえおぼえるのです。
高原の入り口にあたる一ノ瀬園地から、ゆるやかに遊歩道がのびており
20分程歩くと『女小屋(めごや)の森』に行きつくのです。

ここは一ノ瀬園地の奥にあり、雪融けと共に水芭蕉が咲き乱れ、
それを囲むように樹木が茂り、木漏れ日がその花と葉を透過する様は、
夢を見ているような美しさでした。
周回する木道を何度もなんども廻りながら、
『かえりたくないなぁ…』などと思ったりしていたのです。
そしてその一角には『ニリンソウ』が咲いているのも知りました。
『こんなに美しい場所が、ここにはたくさんあるんやなぁ…』

そしてあとひと月もすると、鮮やかなレンゲツツジが高原を彩ります。
またくるからね…
そんなことを思いながら、ずっと後ろにそびえる乗鞍岳に
心の中でつぶやいていたりするのです。
水芭蕉の花言葉は『美しい思い出』・・・琴線に触れる花言葉ですね。
ほんとうに美しい思い出ができました。

ここはホテルからお車で70分程の所にあるのです。

さくら色・・・このやさしい色につつまれること

安曇野の盆地を挟んで東側に、桜の名所でもある光城山(ひかるじょうやま)があります。
4月の初めのころより、麓の方から桜色に染まり始め
ひと月ちかくかけて1500本のソメイヨシノが山頂を通りすぎてゆく・・・

五百年ほどの昔より、城を構え狼煙を使い連絡しあう大切な場所であり、
山頂には火の守り神を祀る「古峯神社」があります。
戦国の世の厳しい環境の中で望む、後立山連峰から連なる山脈、
そして開墾途上の安曇野の原野を
どのような気持ちで眺めておられたんやろなぁ・・・と
ここに来るたびに思うのです。

標高が911メートルのその場所まで、ゆっくり40分ほどかけて歩く。
『歩くの、遅くなったなぁ…』
そんなことを考えながら、桜色のトンネルを今年もくぐれることを
ほんとうに、ありがたく思うのです。

ずっと向うの山肌に見えるのが、
安曇野穂高ビューホテルからの帰り道から望む、光城山の桜の遊歩道です。

いつまでもこのままで・・・上高地開山祭のこと

五千尺・・・明け方まで降り続いた冷たい雨は、
山頂付近では30センチを超える積雪になったようです。

今年も上高地の開山祭に行ってきました。
厳冬の静寂の中を降り積もった雪も、まだたくさん残っている穂高連峰をながめながら、
上高地の自然が、これからもずっと美しいままで
ここにあり続けてほしいと願わずにはいられませんでした。

ここは標高1500メートルの場所にあり、
ケショウヤナギも鮮やかな色彩をまといはじめます。
ほんとうに山岳地域の遅い春・・・これから半年の間、
沢山の山を愛する人達に、美しい景観を見せてあげてなぁ・・・
そんなことを思いながら、アルプホルンの音色に聴き入っておりました。

ここはホテルから、途中路線バスに乗り継いで90分程の場所にあります。
この絶景を是非!!みに来て下さいね。

安曇野 池田町の桜のこと・・・

今年は、今月月初めの気温が上がらなかったために
少しだけ、優しい桜色をみつめることのできる時が長くなりました。
毎年まいとし、精一杯美しい花を咲かせる桜・・・
いつかはぜひ、見におこしくださいね。

陸郷の山桜 桜仙郷
『 西の吉野、東の陸郷 』  といわれるほどの、
山間部に散りばめられた、桃色のもようです。

あづみ野池田クラフトパーク付近には、美味しいワインになる葡萄たちが
陽光をいっぱい浴びて気持ちよさそうです。


そしてそのそばの鵜山の桜並木です。ヒヨドリも桜を啄ばんでいました。

お客様の住まれている所にも咲く沢山の花たちを
やさしく見守ってあげて下さいね。

しあわせの赤いイチゴのこと・・・

ホテルから、山麓沿いに車を走らせておよそ20分…
いわさきちひろ美術館を右手に臨みながら
沢山のビニールハウスが見えてきたら、そこは『かぼちゃやま農場』です。
そしてなんと、ハウスの中にはびっくりする程の大きな真っ赤な苺たちが!!
ビタミンも豊富に含まれるかわいい果物たち!
これからの連休にはぜひ!
ご家族様や大切な人に沢山食べてもらってくださいね。

ミツバチたちの住んでいる箱を発見!
頑張って仕事するんやでぇ・・・

そして甘くて美味しい苺の見分け方を、苺ハンターが伝授致しますね。
まずその1・・・苺の帽子(ヘタともいいますね)が反り返ってみずみずしい物を探すのです。
そしてその2・・・先端が赤くて大きい物、さらに帽子までしっかりそまっている物です。
さあ!頑張って探してみて下さいね。

いちばん手前のでっかいのが、なんかしら甘そうな予感ですね。

 

いちご狩り:
1月~3月 小学生以上1500円/園児1000円/3歳未満無料
4月~6月 小学生以上1300円/園児800円/3歳未満無料

完全予約制になっているのです。
事前に連絡してくださいね。
『かぼちゃやま農場』—0261-62-0187
http://www.matsukawamura.com/experience.html

私の記憶の中に、おぼろげながら残るいちご狩り・・・
三歳くらいだったと思うのですが、
電車を乗り継いで、山裾の苺畑まで
両親につれて行ってもらったのです。
そしてそれは・・・いつまでも大切にしたい想い出なのです。

渓谷に咲く美しい花のこと・・・


カタクリの花・・・
白鳥が眠りから覚める時の仕草のよう。
そんなものをどことなく連想させる、
やさしい曲線を描いて佇む姿に、
花言葉を思いだします。

光のあたる程度によって、紫の色づかいを微妙に変える…
どことなく寂しげなその姿にも、
見る者の心をしめつける儚げな美しさがあるのです。

ここはホテルのとなりの烏川渓谷緑地です。
今月末頃までは、優しい姿を見せてくれそうです。

 カタクリの花言                     初恋…そして、寂しさに耐える

陽だまりのさんぽ道・・・

安曇野はようやく桜が、
沢山のやさしい桃色の花を咲かせ始めました。
ホテルに隣接する烏川渓谷緑地にも、
山野草が芽吹き始める時期が来たようです。

大木の隙間を縫って届く優しい光に、腕を伸ばすように山アジサイの花が
小さなちいさな蕾をこしらえていました。
カタクリも美しいうす紫の花をこしらえはじめました。

毎年まいとし同じように…きちんと季節を感じて咲き始める花たちの、
そんなちいさな息づかいに、やさしい気持ちにさせられる…
いつまでも、続いていってほしいと思うのです。

いつもこの遊歩道を…犬とならんで散歩していたことをおもいだします。

緑の色の魔法の粉のこと・・・

私が初めてわさびに出会ったのは・・・
食品会社のチューブに入った半練り状態の物が売り出されるよりも、ずっと前の事でした。
小さな模様の付いた袋に入っている、薄緑色をした粉を水で溶く。
水彩絵の具を溶く要領で、筆の代わりに箸で溶く・・・
色んな絵の具を調合して、時々想像をこえる色に出会うこともできる絵の具とは違い、
どこまで練っても緑の色から変わることはない。
少し水を足して、きれいな薄緑にしてみようかなぁ…
『水…入れ過ぎたら、薄くて美味しくないで。』すかさず横から父の声…
父が練ったなんとなくとろんとした状態の物を横目でぬすみ見ながら、
そしてそれと同じように見える、目の前にある物体を指につけて味見する。
『なんで大人はこんなのが好きなんやろなぁ…』
私とわさびの出会いは、こんなかんじで始まったのです。

醤油の入った皿におとして更に練る。
初めから、水の代わりに醤油で溶いたらええのになぁ…
しかし、それでは味が悪いらしいのだ。
なんとなく複雑な大人の食の世界やなぁ…


ホテルから約20分の所に大王わさび農場があるのです。
花の色が最も白さの際立つのが一番花、春の風に揺れて儚げにうつります。
今は…その花たちが満開を迎えています。
そして五月の半ばにかけて、二番花、三番花と時期をずらして咲いてゆくのです。
そんな山葵の花を天婦羅にしたものも、
今ではこの季節の楽しみのひとつでもあるのです。

あれからすでに40年以上の歳月が流れ、私の家の冷蔵庫には
各種の練食品が鎮座している。
それでも、旬の風味をもとめて山葵や山菜を探しに行く日常が
ほんとうに幸せを感じる一時でもあるのです。

大王わさび農場

http://www.daiowasabi.co.jp/